20110311

忘れないように

2011.03.11 15時ちょっと前、

知り合いがいる郵便局で地震にあった。

会社に電話しそのまま家へ。

電気はつかないが、水道は出る。

水は出るのでトイレは使える。

ガスはプロパンガスなので調理はできる。

暖房は薪ストーブ反射式ストーブがある。

子供たちが帰ってきた。

鶴岡は停電していないと聞き、すぐに車で向かった。

目的はガソリン食料の確保。

幸い、灯油はタンクに詰めたばかりだった。

移動中の車内で携帯電話に充電

鶴岡市内は普段と変わりない。

まず最初にガソリンスタンドで満タン。

「窓ふきますか?」

鶴岡は余裕。

急いでスーパーで缶詰麺類などの食料を買いあさった。

ホームセンターで電池カセットボンベペーパー類を購入。

近くのファミレスが開いていたので夕食。

飲み屋に入る人の姿も、鶴岡まだ余裕。

三川はどうだったかおぼえていないが、

広野からは車の明かりしか見えない。

家に着いて全員そろうがやることがない。

暗い中みんなでトランプ。

静けさの中、家族を感じた

翌朝、もう一台に給油のため鶴岡へ。

大渋滞の中、給油できたのは10リッターだけ。

スーパーに立ち寄ると棚に空きが目立つ。

買えるものを買い足し帰宅。

この日も電気はつかなかった。

バカな 男兄弟がわめきながら水で髪を洗っていた。

地震から3日目の夕方、ようやく電気がついた。

3日ぶりのテレビ。

どのチャンネルも映画のような同じ光景。

 何もできなかった。

何日か後、子供といっしょに自転車で体育館に支援物資を届けた。

持っていったのはガスボンベとティッシュとわずかな募金。

あの日あったことを決して忘れず、

またいつ来るかわからない災害に備えながら、

1日1日を大切に生きたいと思います。

家族と共に。

 

 

 ※赤字は備えのキーワード