失敗しない家のつくりかた

誰でも失敗はしたくない?

考えていたのと違っていた、要望や変更が受け入れてもらえなかった、

予算がオーバーしてしまった、住んでみたら寒かった、思ったより光熱

費がかかる、もっとこうすればよかったなど、人によって失敗のしかた

は違います。

では、どうすれば失敗しなかったのでしょうか?

 

原因はお互いの認識の違い

一般的に、家を建てるのは初めてというお客さまが多く、なんとなくイ

メージしてはいるものの、何がいいのかよくわからないという方がほと

んどではないでしょうか?

その点、住宅会社は何棟も建てているプロ、構造・性能・仕様など自分

たちの得意なモノを薦めてきます。

業者はきちんと説明して決めたつもりでも、実はよくわかってなかった

り、安易に返事をしてしまうお客さまもいらっしゃいます。

後から変更できればいいのですが、材料の発注や工期の関係でガマンせ

ざるを得ない場合もあります。

 

失敗しないために

通常、間取り・外観・金額が決まると契約の話になり、細かい打ち合わ

せは契約後というところが多いと思います。

契約後の打ち合わせでは、「この仕様で契約しているから」と云われる

と立場的にお客さまの方が不利になります。

決して急がず、金額・仕様・要望など十分話し合った上で契約・発注

てください。

住宅の打ち合わせでは、業界用語がたくさん飛び交います。

わからない部材や構造、疑問に思うことは遠慮せずに聞きましょう。

また、打ち合わせした内容は、お互い文書や図面化して同じものを持つ

ようにするといいでしょう。

お客さま:「ここを変更してもらいたいのですが?」

建築会社:「まだ間に合うので変更しておきます」

お客さまはタダで変更してもらったと思い、業者はお客さまの要望

なので追加工事だと思い、後から料金を請求されることがあります。

変更・要望の際は、追加料金がかかるかどうか、その都度確かめること

をおすすめします。

自分の家です、できるだけ現場に行き、ミスがないか自分の目で確かめ

ましょう。