仕事をはじめた理由

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1963 山形県鶴岡市生まれ
1982 県立鶴岡工業高等学校電気科卒業

1982 庄交トラベルサービス入社

1998 石井ハウス入社

2000 コスモホーム入社

2012 モリワークスとして独立

 

 

家を売るだけ、建てるだけの

仕事はやりたくなかった。

 

 私は県立鶴岡工業高等学校卒業後、旅行会社に勤務し、日本中と

アジア・オセアニア・ハワイを飛び回っていました。

結婚後、住まいを新築したことをきっかけに住宅業界に誘われて、

今日まで数々の住まいづくりにたずさわってきました。

知識もほとんどないまま飛び込んだ建築業界、自分が経験した家づ

くりの良し悪しをお客さまに伝えることぐらいしかできませんでし

たが、打ち合わせを重ねだんだん形になっていく姿は、お客さまの

家ということも忘れ、まるで自分の家をつくっているかのように、

楽しく仕事をしてきました。

しかし、会社という枠の中でそれを続けていくことは難しいことで

した。

次の契約、打ち合わせの簡略化は、「自分の理想とする家づくりと

ちがう」と生意気な事を云って、2年もたたないうちに会社を辞め

ることになりました。

住宅営業のノウハウを短期間で教えていただいた社長には今でも感

謝しています。(この場を借りて)

建築以外の仕事と考えていましたが、当時の同僚に誘われてまたも

住宅の仕事へ。

全く仕事がないゼロの状態から、周りの友人・知人に助けられ、な

んとか仕事がまわっていくようになって10年余り。

会社の方針で、外回りの営業から、図面の作成とインターネットに

よる集客業務に変えられ、一日中パソコンに向かう毎日。

楽しかった仕事が、〝 こなす仕事 ” になり、ストレスから調を崩

してしまいました。

このまま続けていくのは無理だと判断、他の仕事を探さなければと

考えていた時、

「家を建ててくれたお客さまはどうするの?10年前もゼロからやっ

たんだから、また自分で建築の仕事をやってみたら」

と言うカミさんの助言で、独立を決意しました。

 

売るのではなく、

いっしょにつくりあげていく家づくり

 

前の会社を立ち上げたときに使っていたキャッチコピーです。

数多く家を売ることに疑問を持ち、一つ一つ丁寧につくっていきたい

という当時の自分の考えを言葉にしたものです。

「会社を存続させていくためには数をこなさなければ」

「ひとりのお客さんに何時間もかけるわけにはいかない」

どの工務店・ハススメーカーも商売です、それがあたりまえ

なのだと思います。

しかし自分は、棟数ではなく、満足のいく1棟をお客さまといっしょ

につくりたいという想いで独立しました。

当初は修繕・リフォームの仕事が中心でしたが、2013年には初め

て新築住宅を受注し、無事引き渡すことができました。

最初の打ち合わせから完成まで約18ヶ月、291通のメールのやりと

り(パソコン送受信分)、58回の打ち合わせ(現場打ち合わせ含む

)、一人のお客さまにこれだけ対応することは、会社勤めではでき

なかったと思います。

いっしょにつくりあげたという達成感は、起業して本当によかった

と思えた瞬間でした。

 

お客様のために自分は何ができるのか?

いままでも、これからも。

私は建築家ではありません。

これから建築士になる予定もありません。

建築の仕事をしていますが、自分本来の仕事はサービス業、

いつもお客さまと接していることが一番大事だと思っています。

常にお客さまの立場で考え、行動、提案することが目標。

いっしょに考え、つくりあげていく理念は今も変わりません。

自分にしかできないきめ細やかな対応で、

これからも皆さまの暮らしのお役に立ちたいと考えております。

                        森 保弘